2015年2月22日日曜日

Raspberry PiでVirtual Here(USB over IP)を使ってみよう

USB over IPという仕組みを使用し、Raspberry PiにつないだUSB機器を他のPCから利用してみようと思います。

詳しい方法については下記の公式ホームページに書かれていますので、そのとおりにssh経由でコマンドで一つずつ実行すればOKです。


wget http://www.virtualhere.com/sites/default/files/usbserver/vhusbdarmhf
sudo chmod +x ./vhusbdarmhf
sudo mv vhusbdarmhf /usr/sbin
wget http://www.virtualhere.com/sites/default/files/usbserver/scripts/vhusbdpin
sudo chmod +x ./vhusbdpin
sudo mv vhusbdpin /etc/init.d
sudo update-rc.d vhusbdpin defaults
sudo sutdown -r now

再起動後にVirtual Hereが自動的に起動します(7575ポート)。
これでRaspberry PiにUSB機器をつなげば自動的に共有が開始されます。

次にクライアント側のセットアップを行います。
こちらから使用しているOS向けのクライアントソフトをダウンロードします。
VirtualHere USB Client

ダウンロード後、起動すると下図のような画面で自動的にRaspberry Piを認識します。


あとは使用したいUSB機器の名前を右クリックし「Use」を選択すれば、すぐにUSB機器の共有が始まります。お疲れ様でした。

【追記】
とりあえず家にあったマウスやゲームパッドで試してみたところ、問題なく動きました。
ただし同時に2つ以上の機器を使用するためにはライセンスを買ってね!とのことでした。

1 件のコメント:

  1. VirtualHereの貴重な報告をありがとうございます。
    早速確認しました。
    現段階(2016/2/6)では「vhusbdarmhf」が「vhusbdarm」になっているようです。
    それ以外はインストールも問題なく終了し、FAXモデム、プリンタなどの接続を確認しました。

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