少し前に、auからFx0というFirefox OS搭載のスマートフォンが発売されて巷で話題になりました。
透明なボディでカッコいいデザインとなっております。
さて、そんなFirefox OSですがNexus4にも導入することができますので、その方法を書きたいとおみます。
まずはXDAのスレッドからROMをダウンロードします。
[ROM] Firefox OS 2.2 for Nexus 4
詳しくは確認していませんが、カーネルの問題で導入前のNexus4はKitKatかLollipopの必要がありそうです。
あとはcwmなどのリカバリーからzip状態のROMを焼けばFirefox OSが起動します。
一応最初から日本語キーボードがインストールされていますが、より変換精度が高いiWnn IME for Firefox OS 試用版をインストールしてみましょう。
IMEをインストールできるようにFirefox OSの設定を変更します。
[環境設定]→[開発者]→[USB経由のデバッグ]→[ADBの開発ツール]に設定しOKを押します。
あとはUSBでパソコンと接続しましょう。
※パソコンにADBがインストールされている必要があります。
次に下記のMozillaのサイトから必要なファイルをダウンロードします。
https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_OS/Developer_phone_guide/Flame
ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
中に入っているinstall.batを実行します。
うまくいけばFirefox OSが再起動します。
最後にIMEのインストールを行います。
Firefox（デスクトップ版）を起動し、アドレス欄に「abount:config」と入力します。
「devtools.webide.enabled」という項目を検索し値をtrueにします。
「ツール」→「Web開発」→「Web IDE」を起動します。
右上のランタイムを選択のところで実機と思わしき項目が出現していると思いますので、それをクリックして選択します。
端末側でデバッグを有効にするか確認の画面がでてきますので、OKを押しましょう。これを忘れると以下の作業がおこなえません。
それらしい項目がでてこないときはFirefoxを再起動したり端末とUSBを抜き差ししたりしてみてください。
左上の「プロジェクト」→「パッケージ型アプリを開く」を選択し、始めに解凍したフォルダの中の「keyboard-iwnn」というフォルダを選択してOKを押します。
すると、iWnn IMEというパッケージがでてくると思いますので、あとは上のビデオの再生ボタンのようなところを押せばインストールが始まります。
あとは端末側で操作を行えば、インストールが完了します。
この方法でインストールすると基本的にFirefox OS以外は起動しないNexus4が出来上がりますが、MultiROM Managerというアプリを使うことでデュアルブートの環境を作成することができます。
これについては次回説明したいと思います。
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